PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

バイザー付きヘルメットVITT G-2を買った

自転車に乗る時は必ずヘルメットをかぶることにしている。
見た目の問題はあるかもしれないけれど、命の問題に比べたらたいしたことがない。
なにせ、ヘルメットを被っていない人の死亡率はヘルメットを被っている人の4倍だというのだから。
mainichi.jp
死ななくても脳にダメージを負ったら障害が残る危険もあるし、後悔は先に立たないのだから四の五の言わずに被っておいたほうが身のためだろう。


DAHON routeを買った時は街乗りや通勤目的だったので、普段着に合うヘルメットを買った。
pikacycling.hateblo.jp
ただこれ、サイクルジャージを着ているときには、特にロードバイクに乗っているときには微妙に似合わないのよね。
あまり速そうに見えないのを買ったから仕方ないんだけど、どうしても鈍重で、もっさりして見える。


そこで、もうちょっとスポーティでロードバイクに乗っていても映えるようなヘルメットを探していたところ、OGKカブトの製品で面白いのを見つけた。
www.ogkkabuto.co.jp
マグネットで脱着できるバイザーが標準装備だというから俄然興味が出た。
メガネユーザーにとって自転車乗車時におけるアイウェア問題は根深いものなのだ。

スキーやクレー射撃に行っていた時はその都度使い捨てのコンタクトレンズを入れて、普通のサングラスをかけていた。
だけどそれらはだいたい週末のみなのに対し、自転車は平日にも使うのでコスパが悪い。

度付きのサングラスを買うとなると値段は高いし、顔の形に合わせてカーブさせにくいので風の巻き込みも防げないし、中途半端なことになりがち。


というわけで、自分は1,980円の謎のメーカーのオーバーグラスを使っていた。

これなら風の巻き込みもなく、トンネルに入るときなどでは簡単にレンズを跳ね上げられて値段の割にはいい製品だった。

しかしひとつ問題があって、長時間装着していると耳や鼻のあたりが痛くなってくる。
メガネを完全にカバーするためサイズが大きく、オーバーグラスの上にヘルメットが乗った形になってしまうのが原因だと思われる。
鼻や耳にヘルメットの重さも乗っかってくるせいで、長時間使っていると結構厳しい。


そこに現れたバイザー付きのヘルメットはまさに救世主に思えた。
妻がシェファードシティを買った方の自転車屋さんでヘルメットの在庫が沢山あるのを見ていたので、早速行ってみることにした。


そこにはエントリーモデルのVITT G-1のほかに、エアロタイプのAERO-R1も在庫してあったので両方試すことができた。

被り比べてみると、確かにR-1の方が少し軽いような気もしなくもない、が、よく分からない。
ネットのインプレを読むとR-1は空気抵抗は少ないけれど開口部が少なくて熱がこもるという話もあり、スプリントにはいいけれどロングライドには向いていなさそうな気がした。

VITTは風切り音が大きいというけれど、涼しさを追い求めた結果なのかもしれない。


結果的に決め手となったのは、見た目(結局それか)。
R1のマットレッドも悪くなかったんだけど、VITTの新色のG-2レッドが気に入ってしまった。

こちらは在庫がなかったのでお取り寄せ。
ちょうど、うちの市がプレミアム商品券を売り出したので実質10%割引で買えてラッキーだった。


実際使ってみると、期待通りにバイザーが良かった。
鼻に重みがかからないので非常に楽。
風の巻き込みも少ないし、特に、視野が広いところが気に入った。
ふだんメガネを掛けているときとほとんど変わらない。
バイザーを使っていることを忘れるくらいに良い。

ただ、忘れてしまうということはクリアーすぎて光を遮る効果がほとんどないというのと同義でもある。
外からスケスケすぎるし、逆光は眩しすぎるので違うバイザーも試してみたいところ。
あと、純正のスモークは微妙に歪んでいるところが気にならなくもない。
近いうちにゴールドかシルバーのミラーバイザーを買って試してみようと思っている。