PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

ランドヌール誌を買った

ブルベについて調べていたら、ブルベの専門誌があるというので買ってみることにした。

ランドヌール Vol.1

ランドヌール Vol.1

  • 発売日: 2012/09/07
  • メディア: 大型本

全部で5冊しか出ていないということは、マイナー過ぎてあまり売れなかったのだろうな。
スポーツ自転車人口自体が少ないうえに、その中で最低200km、最大600kmとか下手すりゃ1,200kmとかを走るなんてニッチもいいところだし。

古い本とはいえやること自体は変わっていないので内容はいまでも通用する(と思う)。
逆に言うと、語るべきことがこの5冊で終わってしまっていて、だから続かなかったのかもしれない。

むかしロードスターに乗っていた頃は毎月自動車雑誌を買っていたんだけど、一年くらい購読すると「あれ? 前にも同じような記事見たぞ」となるので、ある程度号を重ねると知識は網羅してしまうものなのかもしれない。

全然関係ないけどバイシクルクラブの特集記事だけまとめた一冊も大変読み応えが良くて捗った。

バイシクルクラブセレクション2015-2019

バイシクルクラブセレクション2015-2019

  • 発売日: 2020/03/27
  • メディア: 雑誌

5年に1回これだけ買えばいいかもしれない(ひどい)。


ランドヌール誌を読んで非常に良かったのは、ブルベに参加しているほとんどがおじさんなのだと分かったこと。
やはりスポーツ自転車おじさんがついつい始めてみたくなるジャンルなんだろう。
スプリントやヒルクライムは瞬発力勝負で若い人と戦うのは難しいけれど、ロングライドは精神力と持久力の勝負だからね。

あと、他の競技にもまして金がかかりそう、というのはある。
長時間走るための装備として、GPSナビやらフレームバッグやら、高性能のLEDライトを何本も搭載。
自転車自体も軽いほうがいいとカーボンだったり、疲れないためにはポジショニングが重要だからとオーダーしていたり、変速で疲れないために電動シフトにしてみたりと金にものを言わせているのが圧巻。
失われた体力をおじさんの財力で補っているのだなあ。

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初心者向けの記事もあって、ブルベ初体験の人の体験記なども楽しく読ませてもらった。
が、DNF(Do not finish=ゴールできない)する記事が多かったのには笑った。
Vol.1で失敗してVol.2でリベンジに挑戦するもまたしても失敗していたりと、現実の厳しさを教えてくれる(汗


地元で走ると160kmをグロスで8時間くらいで走るので、200kmを13.5時間は余裕に思えるのだけど、北海道だと信号がほぼほぼ無いからなのかもしれない。
峠は低いし1000m級の山も少ないし、ブルベの難易度が低い地域なのかな。
とりあえず一度、連休の合間にでも無闇矢鱈に200km走ってみるというのもありかもしれない。