PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

ツルツルの脛はローディの証

サイクルジャージはメーカー品だと上下の上だけで15,000円とかするので「ひえー」と思っていたんだけど、Amazonで探してみると上下で5,000円を切るようなお値打ち品も見つかるので、ものは試しと買ってみることにした。

Lixadaという中国のアウトドア用品メーカー製で、3,999円とめちゃくちゃ安いけど届くまで1ヶ月くらいかかるので注意が必要だ。

着てみると意外と悪くない。
パッドもしっかりしているし、前傾姿勢のときにぴったりくる縫製で、物自体には満足できた。

だが、着てみた自分を鏡で見ると、やはり目立つのはすね毛のもじゃもじゃさである。


ロードバイク乗りの鉄の掟、それは、すね毛をツルツルに処理すること。

自分の観測範囲では、すれ違うローディですね毛を伸ばしている人を見たことがない。
レーパンを履く以上、すね毛を処理するというのはマナーを越えた掟なのだという強いプレッシャーを感じる。
街乗りだったり輪行したり、DAHON routeで出かける時はいいけど、ロードバイクに乗るときにはそれにふさわしい格好があるよな、と。

自分はなかなか踏ん切りがつかなくて、フリージーの7分丈の時はすねの見える範囲が少ないので無視することとし、レータンの時はGUのタイツを履いてごまかしていた。
ただやっぱり、LIXADAみたいな本物のピチピチレーパンを買ってしまうと逃げ場はない。
これはいよいよすね毛とおさらばするときが来たようだ。


すね毛の処理方法には色々あるけど、抜くのは痛いし剃るのはチクチクするし、ここは無難に除毛クリームを使うことにした。

こちらは処理前のもじゃもじゃなすね毛。
f:id:PikaCycling:20200729214310p:plain
風呂場でパンツ一丁になり、クリームを付属のヘラで塗っていく。
このヘラが意外と使いにくく、たぶんニトリルの手袋なんかをはめて手で塗ったほうが良さそうな気がする。

匂いはマイルドだけど、毛染め剤みたいなケミカルな匂いはしばらく残る。

両足分を塗るのに1本の8割くらいを消費した。
5分放置していよいよヘラで毛をこそぎ落としていく。
面白いようにゾリゾリと取れて、あっという間にツルツルになった。
f:id:PikaCycling:20200729214351p:plain
しかし剛毛すぎたせいで処理しきれない毛が残り、残りの2割を使ってもモモの上の方は毛が残ったり、ふくらはぎ部分の塗りが浅くて抜き切れなかったりした。
最初は2本使って念入りにやったほうがいいかもしれない。

除毛ではなく脱毛なのでしばらくするとまた生えてくるのだけど、毛先が細いのでジョリジョリしないので非常に良い。
1ヶ月くらいたっても遠目に見たらわからないくらいの薄毛な状態におさまっている。


さて、除毛の効果だけど、空気抵抗はよくわからないけれど足がめちゃくちゃ涼しくなった。
思い返せばこれまでは、ズボンの下にもう一枚薄いももひきを履いていたようなものだった。
暑いからといってシャツは半袖にできても職場で半ズボンを履くわけにはいかないので、すね毛が無くなって天然クールビズになった。
夏場になったらAmazonの定期お得便で毎月買って、月初めに処理していけば良さそうだ。

しかし、一番の効果はやっぱり見た目だろう。
もじゃもじゃがなくなってスッキリして見えるし、堂々と短いズボンを履けるようになった。
サイクリストがすね毛を剃る理由としては、空気抵抗が軽減されるとか怪我をしたときの処理とかマッサージされる時にいいとか言われているけれど、なんだかんだいって見た目の問題が一番なのだと気づいた瞬間である。


あと、今後はついでに脇毛やら、尻毛やらをきれいにするべきかな、と思い始めている。
特に尻毛はロングライドの際にサドルと擦れて痛いので死活問題だったりする。

やってみると意外と簡単で、除毛クリームのコスト以外には特にデメリットがないので、まだ除毛したことがないというみなさまもロードバイクに乗ったのを好機と捉えてチャレンジしてみるといいと思う。