DAHON routeは想像以上によく走る自転車だったことがだんだんと分かってきた。
買う前はタイヤは小さいし値段も(折りたたみ自転車界では)安いし、全然期待してなかったんだよね。
遅くて大変でもそれが逆にダイエットに効果的だったらいいな、ぐらいの気持ちだった。
ところが実際に乗ってみるとママチャリなんかよりも断然走れる。
高校生の時は3段変速のママチャリに乗って15kmくらいの距離を通学していたけれど、その時と比べても段違いに走りやすい。
こんな全然速そうに見えない可愛い自転車なのに、意外とスポーツサイクルなのだった。
意外と速い自転車に乗ってて困るのは、乗っているとついついガチンコで漕いでしまいがちなところ。
まったり乗るつもりでも目的地が近いと全速力で走ってしまう。
北海道弁で言うと「漕がさる」自転車なのだダホンルートは。
そうなってくると、困ってくるのが服装だ。
ボトムは伸縮性がないと窮屈だし、トップスも速乾性がないと汗ばんで厳しい。
普段着でぽたぽたと乗れるのが折りたたみ自転車だと聞いていたのに、話が違うじゃないか!(自業自得
自転車に乗るときの服装といえばサイクルジャージだけど、それはそれでハードルが高い。
まず値段が高い。
ジャージの上だけで1万円とかするし、それに加えてインナーやらなんやらを揃えだすと自転車一台分になってしまう。
そして見た目が本気すぎる。
ロードバイクに乗るのならいいけれど、折りたたみ自転車に乗るのにはやりすぎ感があるのよね。
というわけで、スポーツウェアとして使える上に、安くてそこそこ機能的で普段着感覚で使えるものがないかな、と思って探してみた。
すると、GUが出しているGU ACTIVEが結構良いという評判を聞いた。
GUはデザインが単色で派手派手していないところがいいのでクールビズでもよく着ているし、ちょうどいい時期だったので早速店に行ってみることにした。
とりあえず買ってみたのはズボンとパーカー。
ズボンはベルトよりも、紐で縛るタイプの方が運動のときは楽だね。軽いし。
伸縮性があってペダルを漕ぐ動きも邪魔しないし、結構良い雰囲気だった。
自転車でロングライドするにはクッション付きのアンダーを履いたりするそうだけど、自分は100kmくらいの短距離しか走らず、いまのところ尻痛とは無縁なので大丈夫だと思う。
あと、このパーカーが思ったよりも良かった。
袖に親指を通せるようになっていて、強烈な向かい風でも袖がまくれ上がらないのだ。
足は常に動かしているから発熱していていいんだけど、半袖だとかなり腕が冷えちゃうんだよね。
この上から手袋をするので見た目的にも気にならないし、まさに自転車乗りのためのパーカーだと思った。
そして必需品とも言えるのがこのウェストポーチ。
普段スマホなんかはズボンのポケットに入れているんだけど、結構ペダリングの邪魔になるんだよね。
ポケットの中身を全部移すだけでかなり楽になった。
近所に行くときはウェストポーチのみで後は手ぶらで出かけられるので自転車に乗らないときにも使っている。
このぐらいの組み合わせだと全然自然で、単にスポーティな格好をした人、ぐらいなのでハードルが低い。
やっぱり、ジョギングしている人と同じレベルぐらいまでが許容範囲かなあ。
本格的に暑くなってきたらこのシリーズの半袖と短パンに、インナーを合わせて着てみようと思っている。