土日の両方が晴れの週は、どちらかで妻とポタリングすることにしている。
妻と一緒に出かけるときは、どこで何を食べるか、というのが最大のポイントだ。
今回は立待岬経由で元町方面をぶらつこうと思っていたのだが、早々におなかが空いたと言うので、予定を飛ばして前もって決めておいた昼食スポットまでやってきた。
モーリエ
モーリエは外国人墓地の片隅にあるロシア風喫茶店。
駐車場がないので行きにくかったけど、自転車だと堂々と駐輪できるので便利だ。
ここでは名物のつぼ焼ききのこパイを注文。
パンはすべて焼きたてなので、最高に香りがいい。
ほんのり甘みのあるパンと濃厚なシチューの組み合わせは鬼に金棒、弁慶に薙刀でパーフェクトだった。
しかも窓から見える風景がまた素晴らしい。
すぐ近くにある「カフェ夕日」も眺めは最高なんだけど、お茶と茶菓子しかない。
モーリエは食事も出せるところが良いね。
女性の店主もとても愛想が良いし、スイーツのメニューも気になるので、近いうちにまた行くかもしれない。
国際水産・海洋総合研究センター
続いては、海洋研究センターへ。
途中で函館どつくの脇を通るんだけど、どつくは構内が広いため、従業員も自転車を使っていたのがちょっとおもしろかった。
防潮堤とどつくに挟まれた道路はほぼほぼ一直線で脇から人や車が飛び出してくる危険が無いので、全力で漕げて楽しい。
この日はちょうど北大水産学部のおしょろ丸とうしお丸が停泊していた。
この前に来たときは水産高校の北鳳丸がいたような覚えがある。
来るたびにいろんな船が泊まっているので、船マニアでなくてもちょっと楽しい。
護衛艦とナッチャンWorld
艦尾の左側に見えるテントみたいなところに歩哨の人が見張っていて大変そうだった。
そしてすぐ近くにはナッちゃんWorldも停泊していた。
最新鋭のジェット推進フェリーなんだけど、船体に描かれたこのイラストは、知らない人が見たら悪夢感があると思うw
緑の島
ついでに緑の島に向かったのだけど、ここはあまりサイクリングに向いていないかな。
周辺は釣り人が多いし、通路は一部ボードウォークになっていて、しかも板が老朽化していて怖い。
DAHONにはボードウォークという自転車もあるけれど、実際のボードウォークはあまり自転車向きではなかった。
ペシェミニョンで〆
ソロライドの締めは温泉だけど、夫婦ポタリングの締めはスイーツ。
www.pechemignon.co.jp
ペシェ・ミニョン、日本語に訳すると「小さな罪」。
自転車で走って消費したカロリーよりも摂取カロリーのほうが多いけれど、自動車で来て食べるよりは罪が浅い。
そういう意味で小さな罪と言えなくもない、かもしれない。
しばらくぶりに来てみたら、イートインのメニューが増えていたりして驚いた。
これはまた罪を重ねる必要がありそうだ。
そしてサプライズでサービスされた、イチゴのアイスクリームがとんでもなく美味しかった。
脳にビビッと刺激が走るほどに鮮烈なフレーズの風味!
ここのケーキはとイチゴが最高なんだけど、アイスになるとさらに鮮烈で凄かった。
これからの季節、冷を求めてさらに頻繁に寄ることになるかもしれない。
自転車に乗るようになると逆に太る。
そんな先人のことわざを思い出した一日だった。